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江戸時代の大人のおもちゃ

 1626年(寛永3年)、江戸は両国薬研掘に四ツ目屋という「性具秘薬」の専門店がOPENする。やっとアダルトショップの誕生!四ツ目屋の店内は人の顔も見えないくらい薄暗く、それほど人気もなくて客が声をかけて初めて店の者が奥から顔を出すといった有り様だった。
 けれども当時話題になったことは確かで、以来長らく性具は四ツ目屋道具、秘薬は四ツ目屋薬と呼ばれていた。

 四ツ目道具の普及に多大な役割を果たしたのが、小間物屋だ。行商人である彼らは、紅や白粉、爪楊枝などの細々とした物と一緒に性具を売り歩いた。

☆張形 水牛の角でこしらえたディルド。湯につけたり、湯に浸した綿を空洞部に入れて温めると、弾性に富んだ人肌の感触になった。根元に紐がついたものもあり、このベルトタイプの張形は補助器具として腰に装着したり、踵に括りつけてマスターベーションに供したりした。秀麗な細工をしたものや、べっ甲で作られて高級品もあった。

☆互形 うなぎタイプの双頭張形で、接続部に刀のつばがはめてある。お江戸レズビアンカップル垂涎の品。

☆吾妻形 男性用ラヴホール。刀の柄袋を裏返し、その内部にビロードを張ったものが主力商品だったとか。

☆助け舟 肋骨のような形をしたべっ甲製のサック。そこに元気のない愚息を挟み込んで、コトに挑む。ペニスの胴体部分にはめ込む鎧形、亀頭にかぶせてつかう兜形など、補助器具の類は他にもたくさんあった。